「なんだかやりがいがないな」「この仕事を続けていて本当に良いのかな」と思いながら働いていませんか。
そんな日々が続くと仕事に行きたくない、会社を辞めたいと思う原因になってしまいます。
また、無理をし続けてしまうと大きなミスを犯してしまったり、体調不良など体にも影響が出てきます。
今回は仕事にやりがいを感じない人が充実して楽しい毎日を送るためのちょっとした工夫をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
やりがいを感じないのはなぜ?
出典:Unsplash
仕事にやりがいが感じられないのは自分がやる気がないせいだと思っている人も多いはず。
しかし、やる気になれない、やりがいがないと思うのには性格以外にも原因があります。
仕事が少なすぎる
ほとんどの人が決まった内容を毎日繰り返していると思いますが、仕事の量は人それぞれです。
中には出社して30〜1時間くらいで今日やっておかなければいけない仕事が全部片付いてしまう人もいるのではないでしょうか。
羨ましいと思う人もいるかもしれませんが、やることがないからといって席を離れてどこかに行くことはできないので退勤時間まで何もない状態で座っていなくてはいけません。
仕事の量があまりにも少なすぎるとやることがない時間が増えてしまい、「私がやる必要ないんじゃないの?」と思ってしまいます。
頑張っても評価してもらえない
一生懸命頑張って仕事をしても何も評価してもらえなければ誰だって嫌になります。
評価をしてもらうために仕事をしているわけではありませんが、頑張った先に「ゴール」となるものがないと「本当にやる必要があるのかな」と感じてやる気がなくなってしまいます。
また、雇用形態によってはどんなに頑張っても昇給やボーナスが支給されないためやってもやらなくても同じ、と仕事に対してのやりがいを失います。
ルーティンワークになっている
入社したての頃は覚えることがたくさんあって必死になるので時間がすぎるのも早いですし、頑張れますよね。
しかし、慣れてくるにつれてルーティン化してきてしまうためやる気がなくなってしまいます。
仕事に慣れると作業効率が上がるのでテキパキと仕事をこなせるようになる反面、時間が余ってしまったり、面白みがなくなってしまいます。
事務職は特に単純作業が多いので働く年数が長くなるほど飽きてしまう人が非常に多いです。
仕事にやりがいがないと起きること
出典:Unsplash
毎日の仕事にやりがいを感じなくなるとどういう影響があるか知っていますか?
自分だけに影響があるのであれば自己責任で済みますが、実は周りにも影響が出ることもあります。
また、今後の人生に関わってくることもあるので注意して読んでみてください。
モチベーションが下がってミスが増える
まず、仕事にやりがいを感じなくなるとなんでこの仕事をしているのか、やる必要はあるのかと考えてしまいます。
そうなるとモチベーションが保てなくなり、何をするにもやる気が起きません。
やる気が起きなくなると注意力が散漫してしまうため、作業を適当に済ませたり、確認することを怠ってしまいます。
そういった毎日を繰り返していると、今までやったことのないようなミスが増えてしまい上司から怒られたり、周りからの印象が悪くなります。
精神的に苦痛になり出社拒否したくなる
やりがいや楽しいと思えないものを毎日続けるのは非常に困難です。
そのため、やりがいのない仕事を続けていると精神的に辛くなり会社にいきたくないと思ってしまいます。
最初のうちは行きたくないな、くらいにしか思いませんがどんどん蓄積されていくと頭痛や吐き気、腹痛など体にも悪影響が出てきてしまいます。
また、うつ病などの精神的な病気になるきっかけにもなるので危険です。
上司や同僚からの印象が悪くなる
やる気が起きないからと頻繁にため息をついたり、暇そうな顔をしていませんか?
皆忙しそうにしているからバレていないと思っているかもしれませんが、周りの人たちはしっかりと見ています。
表情が暗い、ため息が多いなどの行動が頻繁になってくると「こいつはやる気がない」と周りからの印象がどんどん悪くなっていきます。
また、1人がそういった行動をしてしまうことで釣られて同じようにサボったり、適当に作業をする人も出てくることがあるので会社の成績にも関わってきます。
充実した日々を送るための方法
出典:Pixabay
やりがいを感じられないまま働いていると自分にも周りにも良い影響はありません。
しかし、どうすればやりがいを感じるのかわからない人も多いはず。
そこで、誰にでもできる方法をいくつかご紹介しますのでぜひ実践してみてください。
頑張った後のご褒美を自分で作る
頑張っているかどうかの評価は会社の上司しかしてはいけない決まりはありません。
誰にも評価してもらえない、認めてもらえないと感じている人は自分で自分のためにご褒美を作ってみるのも良い方法です。
例えば、今日仕事が終わったらいつもより高い食べ物を買って食べる、給料が入ったら欲しかった洋服を買うなど何でも大丈夫です。
自分が頑張ろうと思えるものをゴールとして用意しておくと自然とやる気が出てきます。
仲の良い上司や同僚に相談してみる
1人で抱え込むと精神的にも良くないので社内に気軽に話せる上司や仲の良い同僚がいれば1度相談をしてみるのも良いです。
相談することで仕事量の調整や内容の改善をしてくれる場合もありますし、客観的に見た意見をもらえます。
そうすることで今まで自分で気付けていなかった解決方法を見つけられる可能性もあるのでおすすめです。
もし、社内に仲の良い人がいない場合は友人や家族でも良いので自分の悩みを打ち明けられる人を見つけてください。
「好き」と思える仕事を見つける
仕事をしていく中で少なくとも1つは楽しい、好きと思える時間がありませんか?
例えば、Excelでデータをまとめるのが楽しい、電話対応で人と話すのが好き、他の同僚の仕事を手伝って役に立つのが好きなど自分の中で好きと思えるものを見つけてください。
その好きと思えるものの技術やクオリティなどをレベルアップさせていくとその仕事をやるために他の仕事を片付ける必要があるので頑張れます。
有給休暇を使ってゆっくり過ごしてみる
やりがいがないと毎日の生活に嫌気が差している時は何を考えてもネガティブになりがちです。
そこで、思い切って休暇を取って何も考えずゆっくりと過ごす時間を作るのも1つの方法です。
落ち着いて過ごせる時間を作ることで冷静になり、物事をネガティブに考えてしまう時間を減らせます。
心も体もリフレッシュすることで次に出社するときに頑張ろうとやる気が出てきます。
転職を視野に入れる
どうしても今の会社では頑張ってもやる気が起きない、やりがいがない場合は転職するのが一番の近道です。
転職すること自体は悪いことではありませんし、新しい会社に行くことで自分の才能を引き出せる可能性もあります。
ですが、すぐに転職を決めてしまうのではなくまずは転職サイトなどでどんな仕事があるのか、自分はどんな仕事が楽しいと思えるのかを探してください。
また、実際に仕事を探し始めると今まで気付いていなかった今の会社での楽しみを見つかるかもしれません。
まとめ
出典:Pixabay
仕事でやりがいを感じない、という人はたくさんいると思います。
また、最初は楽しかったのにどんどんつまらなくなった、なんでこの仕事をしているのかわからなくなった人もいるのではないでしょうか。
注意力散漫や体調不良など仕事以外の時間にも悪影響が出てしまうこともあるので放置してはいけません。
しかし、無理をしてやりがいを見つけようとする必要はなく、大切なのは自分が楽しく自分らしく働けるかどうかです。
今回ご紹介したものを参考にしながら自分らしく頑張れる環境を作ってください。
コメント