『あなたは日々、神経をすり減らして働いていないですか?』
『仕事から帰宅したらぐったりと疲れてないですか?』
私は会社員として働いていたとき、良い職場環境だったのにも関わらず、上記のような状態になっていました。
今となって思うこの原因は、
- 誰かの顔色や反応、調子などを常に伺っていた
- 周りの様子を無意識に観察していた
ことだと思います。
誰も感じていないことを感じていたり、考えなくてもいいことまで考えてしまい、頭がフル回転している状態でした。
つまり、身体は疲れていないのに、頭ばかりが疲れている状態。
『なんで自分ばかりがしんどいの…?』
といつも疑問を持っていましたが、そんな私でも現在は少しずつ心地良く働くことができるようになりました。
そのために実際に私が行った具体的な方法を4つ伝授します。
①自分を受け入れる
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私は人からよく、『気にしすぎ!』と言われることが多くあります。
それを言われる度に、『気にしないなんて無理。それがもう自然になっているから』と思っていました。
ときには『気にしすぎる私が悪いのか』と感じ、自己嫌悪になることも。
そのような自分の性格を変えたいと思っても空回り…。
しかし、気にしやすい性格は一瞬ネガティブなように思われがちですが、感じる力が人よりも少し強いだけにすぎません。
つまり、嬉しいときは幸せを感じる力は2倍。
今では自分の性格を受け入れて、それをもとに心地良く生きるための方法を考えるようになりました。
自分を受け入れることの大切さについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
HSP気質が隠れていることも
私の場合、働いているときに以下のような状態になることがあります。
- 『今相手は何を考えているかな…』と相手の感情を過度に読む
- 何か新しいことを行うとき、変化のストレスを敏感に感じることから、過剰に疲れる
- 他人の気分にとても左右されてしまう
- マルチタスク業務になると頭が混乱してくる
- 考えすぎることが自然
もしあなたも上記のようなタイプであれば、HSP気質があるかもしれません。
HSPとは、以下のサイトを参考にしてみてください。
個性としてとらえる
HSPは病気ではなく、その人の持っている性質にすぎません。
性質や性格を変えようとするのではなく、これらを自分の個性ととらえることで、他の人にはない自分の特徴になります。
このような性質をもつ自分だからこそできる。
その部分に注目してみると、もっと心地良く生きられるかも。
自分の本音を大切にする
周りからの反応や評価ばかりを気にして、それをもとに生きてると、『私がどうしたいか』がかき消されてしまいます。
そうなると、ありのままの自分で生きることは難しいですよね。
しかし、他人や世間のために生きているのではないはず。
忘れてはいけない1番大切なことは、自分自身が幸せであること。
頭の中が他人や世間のことでいっぱいなとき、自分1人での時間を作り、私はどうしたいかという本音を確認してみましょう。
そうすることで、自分以外の他人や世間に振り回されず、自分の本音を大切に生きていくことができます。
②ストレス・刺激と上手く付き合う
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日頃からたくさんの刺激を感じ取ってしまう方は、受け取った刺激やストレスへの対処方法を自分なりに考えておくといいと思います。
私の場合は悪い刺激だけではなく、良い刺激でさえも感じすぎてしまう場合があります。
例えば、久々に会う友人と会うときや新しく何かを始めたときなど。
旅行の前日や新しいことを始めたときは、興奮してあまり眠られないタイプで、楽しみなことでさえも疲れてしまうことも。
そこで、私が刺激やストレスを感じすぎたときに行っている方法を3つご紹介します。
文字に書く
感じすぎたことの文字化は自分1人でいつでもできるので、最もオススメな方法。
私はそのときの感情をノートに書いたり、ブログに綴ったりしています。
ノートに書くことで客観的に自分の感情が見え、『こう感じたからこう動いてみよう』と、自分のやるべきことが見えてきます。
感情を整理することで、新たにやりたいことが思いつくこともあります。
また、ブログなどのSNSに綴ってみることで、読者が共感してくれることもあるので、『感じすぎているのは自分だけではない!』と気が付くことができるかも。
話す・電話する
次にオススメする方法は、自分の信頼している人と直接話したり電話したりすることです。
私の場合であれば、離れて暮らしている家族とよく電話しています。
感じすぎたことやストレスを聞いてもらうだけで、『自分は1人ではない』とスッキリしますよ。
内に溜まった感情を、意識的にアウトプットしてみましょう。
疲れたときは休む
物事を感じすぎているときは、大体疲れていることが多いと思います。
心身は繋がっているので、心が疲れると身体も疲れてきますよね。
『疲れた・しんどい』と感じるレベルは人それぞれ違います。
自分が疲れたと思ったときは、無理せずに休むことが大切。
③人間関係が辛いときの対処法
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働くうえで、職場の人間関係に悩んでいる方は多いかも。
私も実際に悩んでいたことがありました。
今では自分の周りを心地良い人間関係に囲まれたいという気持ちがあり、日頃から一緒に居て心地良い人との時間を大切にしています。
しかし、中には苦手な人と働かないといけないこともありますよね。
そこで、心地良く働くために実際にやってみて効果があった人間関係の対処法3つをご紹介します。
人に振り回されていると感じるとき
私は仕事中によく人と人の板挟みによくなっていました。
ときには、人に振り回されている・使われていると感じて辛くなることも。
しかし、自分は単なるコーディネーターではなく、感情がある人間ということを忘れてはいけません。
相手は意外にも自分が振り回していると気がついていないことが多いので、
辛いときは辛い、しんどいときはしんどい
と伝えてみると楽になるかも。
ありのままの自分を出してみる
人を頼る=人に迷惑をかける
と思っていた私は上手く人を頼れずに、全部自分だけで引き受けて、『自分ばかりしんどい』状態でした。
人を信頼していないわけではないのですが、『あの人も忙しいし…』と気を遣ってしまい、気が付いたら自分でやっていたのです。
しかしある日、勇気をもって頼みごとをお願いしてみると、意外とすんなり大丈夫だったということも。
『もっと人を頼ってもいいんだ。』
『逆に頼った方が、相手も嬉しかったりする。』
ということに気が付き、少し楽になったような気がします。
適度な距離感を保つ
働いていると、
- 『この人ちょっと自分とは合わないな…』
- 『嫌いではないけど苦手だな…』
と思う人がいるかもしれません。
私も実際にそのような人と働いてましたが、相手が自分とは違う視点を持っていることで、仕事中に学びがあったことはよかったと思っています。
このような人と働くべき場合は、相手の良さ・自分にはないポイントを意識してみると良いかも。
しかし、気を遣って接していることで、疲れることも多かったです。
オフのときには会う回数を減らしたり、自分からは連絡を控えたり、物理的な距離を保つことも意識していました。
自分を守るためにときには逃げることも必要。
心地良くいられる距離感を模索してみてください。
④繊細・不器用を活かして、肩の力を抜きながら働く方法
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最後に、『そのままの自分』で心地良く働けるための方法を3つご紹介します。
今の職場環境で、『自分がうまく出せていない・出しにくい状態』であれば、環境を変えてみることも視野に入れてみて。
もし働き方自体に迷っていたら、以下の記事も参考にしてみてください。
自分の強みを知って得意なことをする
このようなタイプの方は以下のような方が多いかもしれません。
- 真面目に取り組むことができる頑張り屋
- 人一倍相手に共感でき、聞き上手で相談されやすい
- 感情の豊かさ
- 気配りや配慮が自然とできる
- 人から頼られる
- 心から共感できる
一見マイナスな性格も、強みに変えることができます。
今の仕事であなたが好きな業務は何ですか?
きっとその好きな業務は、これらの性格が活かされている内容ではないでしょうか。
可能な限り、その業務を中心的にできるように調整してみると、心地良く働くことができるかもしれません。
苦手なことは相手に任せる
逆に今の仕事であなたが苦手なことは何ですか?
人には合う作業・合わない作業はあると思っています。
あなたが苦手だと思っていることが、他の人には得意なことの可能性もあります。
自分の好きで得意なことを中心にやりつつ、苦手やストレスを感じることを他の得意な誰かに任せてみることで、双方にとって良い効果になるかも。
自分に合った環境に移動する
究極の1番の方法だと思うことは、私も実際に行った環境を変えることだと考えます。
環境を考えるにあたってのポイントは、
- 心からこの仕事がやりたいと思えるか
- やっていて苦ではないか・無理していないか
- 心地よく仕事が続けられる職場環境であるか
ということ。
あなたの人生にとって最も大切なことは、今の職場環境ではないはずです。
消耗してしまう前に、心の声を聞きながら、自分が求めている職場環境に移動してみると、新たな世界を知ることができるかも。
まとめ
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気にしやすい・感じやすいなどの性格は、マイナスなことばかりではなく、自分の幸せのためにも活かすと良いと思います。
例えば、
- 今日は仕事でこんな良いことや嬉しいことがあった
- この企画を終えて、達成感を感じた
- 同僚が気にかけてくれて嬉しかった
などのプラスの感情も深く味わってみると、仕事中に幸せな気分に浸ることができますよ。
日々のto doリストに加え、嬉しかったことリストや幸せリストを作成してみるといいかも。
『今の自分』で心地良く働けるように、自分の本音や感情を大切にして生きていきましょう。
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