仕事も大事だけどおしゃれも妥協したくない!という女性は多いはず。
そんな人たちにとってネイルOKと書かれた求人はかなり魅力的ですよね。
最近ではネイルOKと書かれた求人も非常に多く、仕事選びの幅がかなり広がっています。
しかし、求人にネイルOKとは書かれているものの具体的にどれくらいまでならOKなのかは書かれていないので、いざ出社したときに「そのネイルはちょっと…」なんて言われた経験はありませんか。
初めての職場で最初の印象は非常に重要なので失敗はしたくないですよね。
ネイルOKとは一体どのレベルまでのネイルを指すのでしょうか。
今回は会社でのネイル事情について詳しくご紹介します。
なぜネイルができない会社があるの?

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「同じ仕事内容なのになんでここはできないの?」「だめな理由は何?」と疑問を抱く人も多いはず。
ネイルができない会社がある理由をご紹介します。
会社の規定で制限を設けている
学生時代に髪を染めてはいけない、化粧をしてはいけないなどの校則があったように会社でも規則があります。
その中でネイルについて何かしらの制限を設けている会社では自分の好きなデザインにするのは難しいかもしれません。
また、会社で特に規則がない場合でも働く部署の雰囲気や色によって禁止にしていたり、明るい色や目立つデザインを禁止にしていることもあります。
反対に、会社でも特に規則がなく部署でも決まったものがなければ求人にネイルについての内容が書かれていなくても自由にできる会社もあります。
お客様からの印象が良くない
事務職や受付など来客対応がある職業の場合、来客したお客様からの印象が悪くなるという理由からネイルを禁止していることもあります。
もちろん、全てのお客様が悪印象を抱くわけではありませんが、長い爪に恐怖心を抱く人や派手に彩られた爪で本当に仕事ができるのかと不信感を抱く人も少なからずいます。
ネイルをしている本人だけが悪印象になるのであれば自己責任で済みますが、それを許容している会社にも問題があると考える人もいるため、会社全体の印象が悪くなることもあります。
作業効率が落ちる
ネイルNGという会社は比較的少なくなってきてはいますが、過度なデザインは禁止ということがほとんどです。
その理由として一番多いのが、長い爪やストーンなどがたくさんついた爪はPCなどの操作がやりにくいため時間がかかり、作業効率が落ちてしまうためです。
長いネイルで生活している期間の長いため、生活や仕事に支障が出ないという人もいますが慣れていない人が同じように長いネイルをしてしまうと確実に効率が悪くなります。
また、ネイルが折れてしまわないか、ストーンが落ちてしまわないかなど爪にばかり集中してしまうとやる気がないと思われてしまいます。
ネイルOKの会社での限度はどれくらい?

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ネイルOKの会社ならどんなネイルをしても大丈夫なのでしょうか。
せっかく高いお金を払ってやったネイルをすぐ外すことになるのは勿体ないですよね。
長さやデザインなどジャンルごとにご紹介しますのでデザイン選びの参考にしてみてください。
長さは指先から2〜3cmくらいまで
職業によっても異なりますが、いくらネイルOKでもスカルプでがっつり長さ出しをしてしまうとPC操作や物を取るにも不便になってしまいます。
そのため、指先から2〜3cmくらいの長さに抑えるのが最も作業もしやすく爪が割れてしまう心配も少ない長さです。
2〜3cmというと短そう…と思うかもしれませんが、実際にやってみると意外に長さがあるので十分に長いネイルを楽しめます。
ポインテッドネイルは控えめに
オーバルやスクエアなどネイルデザイン以外にも爪の形だけでも印象は変わりますよね。
爪先が尖ったポインテッドネイルは指が細く見えるので人気のネイルですが、あまりにも細く尖らせてしまうのはネイルOKの会社でもやめた方が良いです。
長さを短めにすればそこまで急な角度になることはありませんが、長さを出せば出すほど先端は鋭くなってしまいます。
書類の受け渡しなど相手になにか渡す際などに爪があたって怪我をさせてしまう恐れがありますし、ぶつかった拍子に折れてしまいやすい形でもあります。
ポインテッドネイルをする際は短めにするか、自然な角度でやる、先端を少し丸く仕上げるなど自分と周りに配慮するようにしてください。
ストーンたっぷりのゴテゴテはNG
せっかくネイルができる会社だからと気合を入れて可愛いストーンをたくさんつけたネイルにする人もいますが、あまりおすすめはできません。
ネイルOKなので咎められる可能性は少ないですが、洋服やちょっとした場所にひっかけやすいですし、自分や周りの人が怪我をする危険もあります。
ストーンを盛り込んだネイルをしたい場合は全部の爪に大量に乗せるのではなく、片手2〜3箇所くらいに留めたほうが生活もしやすいですし、金銭的にも良いです。
派手なデザインや痛ネイルは会社に確認を
個性的なデザインや好きな漫画やアニメのキャラクターを描いたネイルをしたい人も多いはず。
ですが、社風などによってはネイルがOKでも派手なものはNGと言われることもあります。
そのため個性的なデザインのネイルをやりたい場合は事前に会社に確認を取るようにしてください。
自分のネイルのために上司に確認を取るのは面倒という場合は仲の良い同僚や先輩に「こういうネイルは大丈夫ですか」と確認すればOKです。
ネイルOKの会社で気をつけたい3つのポイント

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実際にネイルOKの会社で働く際に気をつけて欲しい3つのポイントをご紹介します。
毎日自分らしく楽しい毎日を送れるようにぜひ参考にしてください。
最初は無難なネイルから始める
ネイルOKだからといっていきなり強気ながっつりネイルをするのはあまりおすすめできません。
OKといいつつ実はルールがあるなんて会社も0ではないので働き始めの頃はシンプルで肌なじみの良い色を選び、長さも1cmくらいの控えめにしておきましょう。
特に、ネイルに慣れていない人はジェルやスカルプをつけている生活に慣れることも大切なのでストーンなども控えたほうが良いです。
働いていくうちに周りの人がどんなネイルをしているのかどこまでがOKなのかがわかってきますのでその都度自分らしいネイルに変更していってください。
おしゃれを最優先にしない
ネイルOKの会社を選ぶ人は大抵おしゃれを楽しみたいからではないでしょうか。
しかし、あくまでおしゃれを楽しみながら働ける会社というだけなので優先順位を間違えてはいけません。
特に、来客対応のある会社で自分の個性やおしゃれを優先したネイルは自由な会社出会ったとしても印象が悪くなってしまいます。
見た目の良さを最優先せずに効率よく、仕事に支障がない長さやデザインを選ぶようにしてください。
ネイルをしていることでのデメリットも理解する
おしゃれができるのは女性にとってかなりのメリットですが、もちろんデメリットも存在します。
例えば、
- 葬儀の際には外さなくてはいけない
- 爪が弱くなる
- 出費がかさむ
- 男性からの印象はあまり良くない
- 料理や家事に不便
などネイルをしていることでのデメリットはいくつかあります。
特に葬儀の際にストーンなどでキラキラした爪は絶対にNGなので急いでオフしにいくか、絆創膏などで隠す、上から落ち着いた色のネイルカラーを重ねるなどの工夫が必要になってきます。
また、ネイルを嫌う男性も非常に多いので会社で出会いを求めている、気になる人がいるという場合は知らないうちに印象が悪くなっている可能性もあります。
まとめ

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せっかくネイルOKの会社に入ったからには楽しくおしゃれを楽しみたいものですよね。
しかし、いくらOKと言っている会社でも限度を超えると印象が悪くなってしまう上に注意されてしまう可能性もあります。
大切なのはOKだからといって全て許されるわけではなく、TPOはしっかりとわきまえないといけないということ。
自分の好き!を主張できるのは素敵なことですがそのせいで仕事を失ってしまうのでは意味がありません。
今回ご紹介したものを参考にしながらおしゃれを楽しんでモチベーションを保ちながら仕事を頑張りましょう。
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